「絶対音感」という言葉を聞いたことがありますか?
「絶対音感」とは、ピアノなどの楽器の音がポンと鳴った時に、
音の高さを認識できる能力と言われています。
この「絶対音感」は、5歳くらいまでにトレーニングを積んでいると
身に着くと言われています。
幼少期から楽器を演奏し、音階をよく聴き、認識している人は、
この「絶対音感」が身についているのではないでしょうか。
私も3歳頃からピアノを習って弾いていたので、
この「絶対音感」が身につきました。
当時、私が習っていたピアノのレッスンの中でも、
音名をクイズ形式で聞かれ、答えるというトレーニングを
していた記憶があるのですが、
ピアノの音を頻繁に聴く生活をしてきたので、
正しい音階を覚え、音を聴くと音名がわかるようになっていました。
また、曲を聴くと音階で聞こえる、日常生活内で鳴る音が音階で
聞こえるときもあります。
この「絶対音感」を身に着けて、私自身がよかったと思うことは、
ピアノを弾く時や、歌をうたう時に、正確な音かどうか判断できる事、
また、楽譜がなくても、音を聞き取ることができ、
テレビなどで聴く好きな曲を自分で弾くことができる事、
学校の音楽の授業でも、正確な音がわかるので、歌をうたうことや
楽器を演奏するときに、自信をもって臨むことができた事、
現在も、息子が好きな曲を聴いてすぐ覚えて歌ったり、
ピアノで弾いてあげることができる事。
私自身の経験を通しても、
やはり幼少期から培われてきた能力だと思います。
私が「ピアノをやりたい」と言ったときからずっと
続けさせてくれた両親には感謝しています。
ということで、
私もたまに、二歳の息子にピアノの音階を聴かせて
「ドレミ~」と遊び半分で、音階トレーニングのようなものを
しています。
「ドレミファソ」と音名自体は覚えているのですが、
まだまだ「絶対音感」は身についていないので、
これからも続けてみたいと思います。
息子は1歳くらいから、人よりも音に対しての
反応が敏感だと思います。
彼の中で興味があるからこそなのかもしれませんが、
現在でも飛行機や車の音などが聞こえると、
頻繁に「~の音」と反応し、音が聞こえてきた方向を指さします。
また、最近では聞こえてきた音のモノマネをするのが
得意になってきました。
音階ではありませんが、
息子の聞こえ方と、息子なりの表現の仕方が面白いです。
音に対してもですが、様々なことに興味がある時期に、
息子の能力も伸ばしてあげたいなと
思う今日この頃です。
話が少しそれましたが、「絶対音感」はトレーニングさえすれば
身に着くと思いますので、「絶対音感」を身に着けたい方は
ぜひ5歳くらいまでに訓練をスタートするといいと思います。