昨日の記事の、2歳過ぎの夜泣きの原因の続きを書きます。
イヤイヤ期
先日も書きましたが、今息子はイヤイヤ期真っ盛りです。
このイヤイヤ期には、自分でやりたいと思ったことはすべてやりたいので、
それが思い通りにならないこともしばしば。
この思い通りにならなかった気持ちや、そのことに対してママに怒られたときの
ママの怖かった顔などが脳に残っていて、それが夜泣きにつながることも
あるようです。
夜驚症?
夜驚症とは
夜驚症は子どもの睡眠障害の一種といわれています。1歳前後の赤ちゃんにみられる夜泣きとは違い、2歳を過ぎたころから小学生ごろまでみられるものです。眠ってから3時間以内に起こることが多く、一晩で何度も起こることもあります。病気でないとされ、中学生までには自然におさまることが多いとされています。
寝ているときに突然起きて泣き叫び、話しかけても耳を傾けようとせず、数分後に自然に治まることが多くあります。翌朝本人にたずねてみても、まったく覚えていないことも特徴です。
夜驚症の原因とは
夜驚症の原因ははっきりとわかっていません。日中のさまざまな体験による刺激、ストレス、不安な気持ちなどがきっかけで、子どもの未発達な脳で睡眠をコントロールできないために起こるとも考えられています。脳が発達し、睡眠機能が完成する思春期頃になると落ち着くといわれています。
夜驚症の対策
夜驚症の症状があらわれても、本人とは意思の疎通がまったくできない状態のため、周りからはどうすることもできません。呼びかけに反応せずに奇妙な言動をするので、初めて見たときにはとても不安になるでしょう。
しかし、病気ではないので、通常は自然に治まるのを待ちます。動きまわるなど危険が伴う行動がある場合は、注意して見守りましょう。症状が長引いたり、成長とともに力が強くなり危険な行動をしたりする場合は、内服薬を処方してもらえることもあるため、医師に相談してください。
